株について調べて分かったことのまとめ[忘備録]

その他
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NISA

・NISA口座には「つみたてNISA」と「一般NISA」があり、併用は不可
・2023年まで、毎年「120万円×5年間」の非課税枠が追加されていく制度。
・非課税の対象は、株や投資信託の値上がり益または配当金(分配金)
・※配当金(分配金)は、受取方法を「株式数比例配分方式」にしている場合のみ、非課税になる。

株式投資の3つの魅力

・値上がり益
・優待
・配当金

投資方法

・株主優待や、配当金などの「安定的な投資方法」
・値上がり益を狙う「積極的な投資方法」
・基礎知識がなければ長期で資産を増やすことはできない

株式会社は四半期(3か月)ごとに公表することが義務付けられており、この発表された成績によって株価が上昇したり、下落したりする

注意すべき銘柄

・株価が100円を割り込んでいる
・社名を2回も3回も変更している

短期投資と長期投資

短期投資

値上がりしたらすぐに売却
短期で値上がりする銘柄を見つけられるかと、売り時を逃さないことがポイント

長期投資

将来の成長を予測し値上がりを待つ
長期的な成長を予測できるかがポイント

配当金

・日本の平均的な配当は年2%前後
・銀行は利回り高め
例)みずほフィナンシャルグループ(8411)は配当利回り4.6%(2019年10月時点)
三菱UFJ(8306)
三井住友(8316)
りそな(8308)

株主優待

・例)日本マクドナルドホールディングス(2702)
年2回、6月と12月
100株あたり1冊(バーガー類、サイドメニュー、ドリンクの引換券が6枚ずつ)
優待の有効期限は半年
http://www.mcd-holdings.co.jp/ir/individual/shareholder_benefits/
・「現物買い」と「空売り」を同時に行うと価格変動リスクなく株主優待を手に入れられる

大型株

・株価は安定傾向
・長期投資向き
・配当や優待

値上がり益(キャピタルゲイン)

・業績好調株
・業績好調株は高騰、暴落をすることが少なく、長い時間をかけて株価を押し上げていく傾向
・値上がり益は利益確定させてこそ生まれる

投資のルールと目標を決める

・株購入時に、利確と損切のラインを決めておく

仕手株

・仕手株とは、巨額の投資資金を武器に銘柄の価格などを意図的に操作された銘柄
・株式初心者には判別がつかない
・一般的な仕手株の特徴
 ① 倒産リスクが高いとされる100円以下の銘柄
 ② 過去に急激な暴騰と暴落を繰り返している銘柄
 ③ 業績が悪かったり、売買に人気のない株式であってもあるとき急に出来高が急騰する

良い会社の見つけ方

・日常生活で気になった商品を販売している企業をチェックしておく

いろいろな数値

自己資本比率

・高いほど健全
・金融業(お金で稼いでいる)とベンチャー企業(積み上げてきた資産が無い)は例外
・同業他社と比較して、相対的に見る
・業績に悪化に伴う自己資本比率の低下は要注意

出来高

・売買が成立した株数
・人気度
・業績の良し悪し、思惑、仕手株などいくつかの理由がある

売買代金

・株式市場で売買が成立した金額
・人気度
・売買代金が突如上昇する銘柄の多くは株価も同時に上昇するケースが多い

時価総額

・企業価値を表したもの
・会社の成長性や市場の期待値

信用評価損益率

・信用取引を行っている投資家がどれくらい含み損益を抱えているかをパーセンテージで表した指標
・一般的に、個人投資家は評価益が出るとすぐに利益確定を行う傾向が強いため、通常、信用残高は含み損を抱えている状況になる。そのため、信用評価損益率はマイナスの値を示すことが多く、概ね0%〜-20%で推移する
・買い方の評価損益率が0%前後になると日経平均もその前後がいったん天井となり、-20%に近づくと日経平均もその前後が底となるケースが多い。

ローソク足

・株価の動きを分かりやすく表したもの
・ローソク足から過去の投資家の感情を読み取って傾向を把握する!

ローソク足の種類

・分足
・日足
・週足
・月足

ローソク足の分析

ローソク足の組み合わせ

はらみ

ローソク足が前のローソク足の範囲にすっぽりと収まっている状態
陽線のなかに陰線が収まっている組み合わせは、買い転換の目安

つつみ

はらみの逆
ローソク足が前のローソク足の範囲を大きく包んでいる状態
陰線を大きく包む陽線は、買い転換の目安

かぶせ

はらみでもつつみでもない中間地点のような組み合わせ
陽線の終値より高く株価がはじまり安く株価が終わるのは、売り転換の目安

ローソク足だけを見ていると、ダマシに出会うかも

ダマシとは、本来ならなるべき株価の動きとは全く逆になること
足の組み合わせは参考にはなるが、妄信してはいけない

酒田五法


日本の江戸時代に開発され、現在も使われる相場分析方法
より長い時間足で使う方が精度が高い

代表的なローソク足の8パターン

三空叩き込み

下降相場で、3日連続窓を開けて下落
売りが一段落した後は、上昇に転じる
翌日陽線を確認できたら買いのシグナル

三空踏み上げ

上昇相場で、3日連続窓を開けて上昇
叩き込みの逆

赤三兵

陽線が三本同一方向に上昇
買いのシグナル
最後の陽線に長い上方向へのヒゲが出ていれば売り

三羽烏


赤三兵の逆

上げ三法


三羽烏後に陰線をはらむような大きな陽線

下げ三法


赤三兵後に陽線をはらむような大きな陰線

上放れ陰線

急騰した後に、窓を開けて陰線が出現
買いのシグナル

首吊り線

上昇相場で大きく窓を開けて始まり、長い下ヒゲを持つ短いローソク足が出現
売りのシグナル

移動平均線

・ゴールデンクロスは買いシグナル
・デッドクロスは売りシグナル

移動平均線の2つの見方

・移動平均線と株価の位置
株価が移動平均線の上にあるか下にあるか
・移動平均線でわかる株価の流れ
移動平均線が上昇傾向か下降傾向か

移動平均線を利用した売買ポイントの探し方

・移動平均かい離率
株価は移動平均線から離れすぎた場合の(株価の行き過ぎを調整しようとして移動平均線へと再び近づいていく)自律的な調整を利用。
下がり過ぎた株式を買って、一時的に上昇したところを狙って株を売る「逆張り」に使える
日経平均が短期間で10%近く下がると、絶好の仕込み場になることがある
・グランビルの法則
移動平均線に対して株価の位置が近づく、離れる、交差する、3つの点で買いか売りを仕掛ける方法
・ゴールデンクロスとデッドクロス

日足の移動平均線

・5日移動平均線
短期的には、5日移動平均線より株価が上にあるときにはその株式に買いが入っている、逆に下にあるときにはその株式に売りが入っていると考える
・ 25日移動平均線
株価は上がったり下がったりするので、その自律反発を利用する

移動平均線を利用するときの注意点

・売買スタンスを決める要素として利用
移動平均線は、買い目線か売り目線かを決めるのに向いている
・ほかの指標と組み合わせて売買ポイントの精度をあげる
日経平均株価の25日移動平均かい離率(例:マイナス10%)を、信用評価損益率(例:マイナス15%程度)や出来高と組み合わせる
・移動平均線に対する株価の位置の理由をさぐる

株価は動く

株価は業績で動く

・株価が動く主な要因は会社の業績
・決算書や、日本経済新聞、インターネット、四季報などから決算の情報を入手し判断する

株価は経済指標で動く

・国内の注目される経済指標
国内総生産(GDP)・内閣府・年4回
日銀短観・日本銀行・年4回
景気動向指数(CI)・内閣府・毎月
機械受注・内閣府・毎月
完全失業率・総務省・毎月
国際収支・財務省・毎月
・海外の注目される経済指標
米国内総生産(GDP) / 米雇用統計 / 中国PMI / ユーロ圏・失業率
例)中国PMIが悪化したことにより同国の経済状況が悪化したと明らかとなった場合、主要な輸出先であることから、日本も景気が悪くなるのではないかと警戒され、日経平均株価が下落する要因となり得る

株価は政治・国際情勢で動く

金利と株価

長期金利が下落すると株価は上昇し、上昇すると株価は下落する

株価は証券会社等の格付けで動く

・格付けが引き上がった場合、株価は上昇し、引き下がった場合、株価は下落する傾向

株価はNYダウで動く

・NYダウ:30銘柄
・日経平均:225銘柄
・ニューヨーク証券取引所:1973兆円
・東証1部:456兆円

株あれこれ

株式分割

・株数が増え株価が下がる
・1株を細かく分割すること(1:2、1:4など)

自社株買い

・会社が市場に流通している株式を購入すること
・市場に流通している株式が減るので株価は上昇する

税金

・一般口座
確定申告が必要。
・特定口座(源泉徴収なし)
確定申告が必要。
・特定口座(源泉徴収あり)
簡単に確定申告できるように、証券会社が年間取引報告書を準備してくれる。確定申告しなくてもいい。

日経平均株価

・225銘柄の単純平均なので、値がさ株の影響を強く受ける
・世界の投資家は日経平均株価よりも東証株価指数を重視している
・ファーストリテイリング・KDDI・ファナック・ソフトバンクグループ・京セラの5社で全体指数の25%を占める

外国人投資家

・外国人の売買シェアは東証の約6割を握る(例、年金基金、投資信託、保険会社、ヘッジファンドなど)